金唐紙とは、もともとはヨーロッパで壁の内装に用いられた金唐革の技法を和紙で再現した物です。
当初は、金唐革紙と呼ばれていました。金唐紙は、金唐紙研究所の商標です。金唐紙は金属箔を貼った手すき和紙に文様を彫った版木棒を重ね凹凸をつけ、彩色した皮に見える豪華な壁紙です。箔の上に塗る塗料次第で、金色にも落ち着いた色合いにもなります。
金唐紙は、明治の頃には欧米で、高い評価を得て輸出も盛んに行われました。オランダのヘットロー宮殿やドイツモーリッツブルク城には日本製金唐紙張りの部屋が現存しています。
しかし、昭和の声を聞く頃には衰退し失われた工芸と成りました。
時が経ち、日本郵船小樽支店の壁面復元依頼をきっかけに「金唐紙研究所」代表の上田尚により金唐紙制作の技術が蘇りました。
歴史
昭和後期
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昭和58(1983)年に旧日本郵船小樽支店の修復依頼
修復依頼の説明テキスト修復依頼の説明テキスト修復依頼の説明テキスト
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- 1985昭和60年
金唐紙の制作工程を確立
金唐紙研究所を設立 - 1987昭和62年
旧日本郵船小樽支店 復元
「蘇る金唐紙展」開催(東京・朝日新聞記念館)
平成〜
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制作工程確立後の状況説明テキスト制作工程確立後の状況説明テキスト
制作工程確立後の状況説明テキスト制作工程確立後の状況説明テキスト制作工程確立後の状況説明テキスト制作工程確立後の状況説明テキスト制作工程確立後の状況説明テキスト
- 1989平成元年
「日蘭修好380周年記念 きんからかわの世界 黄金の革が結ぶ日本とオランダ」に出展(東京・たばこと塩の博物館)
- 1990平成2年
東京芸術劇場 復元
個展「蘇った金唐紙展」開催(東京目白・京都・名古屋) - 1994平成6年
旧林家(現岡谷シルク) 復元
- 1995平成7年
呉入船山記念館 復元
- 2000平成12年
神戸 移情閣 復元
- 2003平成15年
東京 旧岩崎邸 復元
- 2005平成17年
上田尚 国選定保存技術者に認定
「洋館を彩った金唐革紙展」に出展(紙の博物館)
「明治の洋館を飾った金唐革紙展」に出展(静岡市・フェルケール博物館) - 2006平成18年
「舞い踊る文様展」に出展(箱根ラリック美術館)
- 2007平成19年
NHK「夢の美術館~世界の工芸100選~」に紹介
大和日英基金主催により個展「浪漫の金唐紙」開催(大和ジャパンハウス) - 2010平成22年
個展「浪漫 きんからの世界」開催(東京芸術劇場)
- 2011平成23年
「浪漫 きんからの世界(Ⅱ)」開催(京都東急ホテルギャラリーkazahana)
「浪漫 きんからの世界(Ⅲ)」開催(福岡県築上町旧蔵内邸)
「金唐紙の世界展-新しい風・古典から現在まで-」開催(ミキモトホール)
「ガラスの煌き ルネ・ラリック-金唐紙と織りなす花鳥風月の浪漫-」に協力(松永記念館) - 2012平成24年
上田尚 春の叙勲にて旭日双光章受賞
- 2014平成26年
「金唐紙展 上田尚作品展」開催(紙の博物館)
- 2015平成27年
現代表の江端茉衣が金唐紙研究所に参加
令和〜
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- 2018令和元年
東京 旧前田邸 復元
- 2020令和3年
「金唐革紙~文明開化を彩った和紙製壁紙~」に出品(紙の博物館)
- 2023令和6年
「陰影礼賛ー引き継ぐ日本の美」(キャレモジギャラリー)に出展
- 2024令和7年
旧日本郵船小樽支店 2期復元工事
「江戸東京リシンク展」(旧岩崎邸庭園)に出展